双葉郡8町村の現状紹介 ふたばいんふぉ 住民憩う場に
館内に展示されている資料に見入る来場者
2023/09/28 09:50
福島民報社がふたばいんふぉ内に設置したサポートコーナーで来場者に手続きなどを説明する担当者(左)
福島県富岡町にある双葉郡の情報発信拠点「ふたばいんふぉ」は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興へと歩む双葉郡8町村の現状を伝える役割を果たしている。
拠点は2018(平成30)年11月に双葉郡未来会議が開設した。8町村が展示スペースを設け、復旧・復興の様子を写真などで紹介するパネルや新聞紙面、地域の歴史や文化に関する書籍を展示している。特産品やご当地グッズを販売している。休憩所やコワーキングスペース、住民の憩いの場としても活用している。
さいたま市出身で27日に訪れた会社員角田涼太さん(28)は今春、富岡町に移住したという。「双葉郡の歴史が分かる資料が多く、勉強になる」と話した。
開館時間は午前11時から午後6時まで。日曜、祝日は定休。問い合わせは、ふたばいんふぉへ。
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福島民報社は27、28の両日、ふたばいんふぉに「福島民報オンライン新聞」の購読を手助けする無料サポートコーナーを設けている。時間は午前10時~午後6時。1人当たり30分程度で担当者が登録の仕方や詳しい操作方法を説明する。