「三陸常磐もの」で4種のピザ 福島県いわき市などでスーパーを展開する「マルト」が発売
販売が始まった「福島プリマヴェーラ」(右)と「常磐ものカラマーロ」
2024/01/22 20:50
福島県いわき市を中心にスーパーを展開するマルトは22日、本県沖などで水揚げされる魚介類「三陸常磐もの」を使い、県内出身の有名ピザ職人が監修した4種のピザの販売を始めた。
経済産業省などが進める「ごひいき!三陸常磐キャンペーン」の一環。会津若松市出身で都内日本橋の「ピッツェリア イル・タンブレッロ」店主大坪善久シェフがレシピやピザ作りを伝授した。生地は県産小麦「ゆきちから」を使い、シラウオとアオサの磯風味が特徴の「福島プリマヴェーラ」やヤリイカを使った「常磐ものカラマーロ」を開発した。
発表会をいわき市のマルトSC平尼子店で開いた。大坪シェフは「福島らしさを追求した商品ができた」、マルトの安島浩社長は「常磐ものはピザで食べてもおいしいと全国に発信したい」と述べた。岩田和親経済産業副大臣が視察した。
ピザはマルトの同店舗で販売中。商品名と価格は次の通り。
▽福島プリマヴェーラ(税込み1728円)▽常磐ものカラマーロ(同)▽マルトリータ(税込み1296円)▽小名浜ヴェスビオ(同)