オウムガイ類国内初の種の展示始まる 福島県会津若松市の県立博物館と南相馬市博物館

 

シュードノーチラス属の化石標本=会津若松市・県立博物館

 

2024/02/01 19:43

 

ラセノセラス属の化石標本=南相馬市博物館

 

 

 福島県立博物館の猪瀬弘瑛主任学芸員(40)らの研究グループが発見したオウムガイ類では国内初の種の化石標本展示は1日、会津若松市の同博物館と南相馬市博物館で始まった。

 「シュードノーチラス属」と「パラセノセラス属」の2種で、いずれも南相馬市鹿島区の相馬中村層群から見つかった。中生代ジュラ紀と白亜紀の境界(約1億4500万年前)付近に生息していたとみられる。グループは今回の発見がオウムガイ類の生息地が変化した要因や、進化の過程の解明に貢献すると期待している。

 県立博物館ではシュードノーチラス属を展示している。直径31・2センチで、中生代では国内最大級の大きさ。東北大生の鈴木颯一郎さんが発掘した。観覧無料で3月1日まで。時間は午前9時30分から午後5時まで。

 南相馬市博物館ではパラセノセラス属を観覧できる。大きさは約7センチ。相馬中村層群研究会の西夏輝さん(23)=南相馬市在住=が発見した。観覧無料で3月3日まで。時間は午前9時から午後4時45分まで。

 

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