福島県南相馬市の子どもと交流 新潟県立大生 勉強や遊び支援

 

鹿島児童クラブで行われた絵本の読み聞かせ

 

2024/03/24 17:00

 

 新潟県立大人間生活学部子ども学科の学生は21日から23日まで、福島県南相馬市の児童クラブで交流活動を繰り広げた。

 東日本大震災直後から支援を続けている同学科の植木信一教授が学生11人と訪れた。市が運営する12の児童クラブごとに分かれ、宿題を指導したり、一緒に遊んだりして楽しんだ。

 22日は生協コープデリにいがたの理事、職員合わせて5人が鹿島区の鹿島児童クラブに足を運び、学生と一緒に子どもたちと触れ合った。絵本の「かわいそうなぞう」を読み聞かせた後、果物や野菜の知識を深める食育クイズで児童を喜ばせた。

 新潟県立大は震災で新潟県に設けられた避難所に、南相馬市の子どもたち向けにフリースペースをつくったのを機に交流を始め、訪問を継続している。同生協は児童クラブに菓子を贈る支援をしている。

 

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