「楢葉の風」新酒を発売 福島県楢葉町産酒米使用、美里で醸造 5種類お披露目
楢葉の風をPRする(左から)青木議長、松本町長、猪狩会長、白井代表社員
2024/04/23 10:08
福島県楢葉町産の酒米を使い、姉妹都市の福島県会津美里町で醸造した日本酒「楢葉の風」の新酒は23日、発売される。お披露目会が22日、楢葉町サイクリングターミナルで開かれた。
楢葉の風は町振興公社などでつくる「楢葉の酒づくりプロジェクト委員会」が企画しており、今年で7回目。町産の酒造好適米「夢の香」を使い、会津美里町の白井酒造店が純米大吟醸や特別純米酒など5種類を醸造した。
発表会では同委員会の猪狩守会長(町観光協会長)が「地域ににぎわいと潤いをもたらす酒になるよう願う」とあいさつした。松本幸英町長が「楢葉の風がコミュニティー形成に役立っている。お酒の席で楽しく話が弾んでほしい」と述べた。青木基町議会議長、白井酒造店の白井栄一代表社員が同席した。
楢葉の風は町内の道の駅ならはやJヴィレッジなどで販売する。価格は純米大吟醸が1800ミリリットル入り4620円、特別純米酒が同3465円(いずれも税込み)。問い合わせは町振興公社へ。