「サイバー犯罪」目光らせて 福島県警防犯ボランティア 医療創生大(福島県いわき市)の学生に委嘱状

 

黒須課長(左)から委嘱状を受けた学生。右は中尾教授

 

2024/04/23 16:57

 

黒須課長から委嘱状を受ける中尾教授(右)

 

 福島県警のサイバー防犯ボランティアの委嘱状交付式は18日、いわき市の医療創生大で行われた。同大の学生11人がサイバー犯罪抑止のために活動する。

 詐欺とみられるメール、サイトを発見した際の通報やインターネット利用者へ被害防止を呼びかける。県内では計26人のボランティアが昨年から再委嘱を受けた。同大の11人も昨年に引き続き活動する。

 式では県警本部の黒須英昭サイバー犯罪対策課長が、学生代表の岩本華凜さん(心理学部4年)に委嘱状を手渡した。期間は来年3月末まで。岩本さんは「引き続き詐欺被害防止を呼びかけたい」と語る。

 同日、心理学部の中尾剛教授に対するサイバー犯罪対策アドバイザーの委嘱状交付式も行われた。来年3月までの任期中、サイバーセキュリティーに関する講演や広報・啓発活動を担う。

 いわき中央署の北和幸生活安全課長が同席した。

 

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