清見さん(原町三小)、佐々木さん(原町一中)最優秀賞 南相馬市人権推進会議が標語を公募
表彰状を手にする標語の入賞者
2024/07/10 16:00
福島県の「ともによりそい・はぐくむ南相馬市人権推進会議」が公募した人権に関する標語で、最優秀賞に小学校の部は清見真那斗さん(原町三小)、中学校の部は佐々木恋那さん(原町一中)の作品が選ばれた。6日に表彰式を行った。
人権尊重の理解を深め、互いを思いやる社会づくりに役立てようと初めて実施した。市内の小学校11校、中学校6校から合わせて736人が作品を寄せた。
清見さんは「わかちあう みんなでいきる このせかい」、佐々木さんは「認め合う みんなの個性 支え合い」の標語を作った。最優秀賞を含む入賞作品は市役所1階に展示されている。市の広報紙やホームページで紹介するほか、人権啓発活動に役立てていく。
表彰式は原町区のサンライフ南相馬で行われた。推進会議の飯塚宏会長が入賞者に表彰状を手渡した。
引き続き人権に関する講演会を開いた。いわき市の弁護士で、県安全で安心な県づくり推進会議委員などを務める菅波香織さんを講師に迎えた。菅波さんは人権侵害が起きる背景や現状、さまざまな法改正などを紹介した。
標語の最優秀賞以外の入賞者は次の通り。
◇小学生▽優秀賞=松嶋真央(原町一)▽佳作=後藤逸華(原町一)福尾葵(原町三)
◇中学生▽優秀賞=安川蓮(原町二)▽佳作=長倉歩海、佐久間倫(石神)