福島県川内村でワーケーション体験 村がイベント 参加者が意見交換

 

ワーケーションや村内での活用に向けて理解を深めたフォーラム

 

2024/10/17 10:59

 

 福島県川内村は旅先で滞在しながら仕事する「ワーケーション」でにぎわい創出を目指す。事業の第1弾として15日から3日間、体験イベントを開いている。16日、村内のいわなの郷でフォーラムを開き、参加者が村内をはじめ中山間地域でのワーケーションなどについて意見を交わした。

 村は村内の歴史や文化、人と来訪者の間を取り持つ架け橋としての役割に期待し、ワーケーション事業を進めている。訪れる人が村民と出会い、関係性を築くことで新たな価値観に気づく機会の提供を目指している。イベントは事業の実証を兼ねて初開催した。村の主催、日本ワーケーション協会の協力。県内外から約50人が参加し、村内各地を巡り、体験型の催しで村の魅力を味わった。

 遠藤雄幸村長らが村の状況を説明し、同協会の今井美香さんらが山間部へのワーケーションについて講演した。中山間地域の仕事やイベントを通じたワーケーション案の改善点などを話し合った。

 

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