国際交流パーティーで親睦深める 富岡町国際親善交流協会 再始動後、初のイベント 神楽踊りや餅つき体験も

 

餅つき体験などでにぎわったパーティー

 

2024/11/07 19:00

 

 東日本大震災以降、活動を休止していた福島県の富岡町国際親善交流協会が今年度から再始動した。再開後初のイベントとして6日、町文化交流センター学びの森で、町を訪れているミス・インターナショナル世界大会の出場者も交えた国際交流パーティーを開いた。

 町国際交流協会と町が共同で開催した。パーティーは在住外国人と地元住民の交流の機会として、震災前は年に1度開かれていた。協会の結成40周年の節目に合わせて再始動した。

 出場者の32人と町内に居住する外国人約30人が参加し、町民らと食事しながら交流を深めていた。王塚神社の神楽踊りや小浜風童太鼓が披露された。町内産のもち米を使った餅つき体験でにぎわった。

 名嘉陽一郎会長は「季節のイベントなどを実施して町内や双葉郡で生活する外国籍の方と交流を深めていきたい」と話した。町内で生活するベトナム出身のチャン・トウアン・アインさん(22)は「初めてのパーティーで食事もおいしくて楽しい。また参加したい」と交流を楽しんでいた。

 

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