若林さん(福島県いわき市)2年連続最優秀 全国選抜小学生プログラミング福島県大会

 

最優秀賞に輝いた若林さん

 

2024/12/15 10:46

 

福島民報社賞に選ばれた鈴木さん

 

 全国選抜小学生プログラミング大会の福島県大会は14日、南相馬市原町区の福島ロボットテストフィールド(ロボテス)で開かれた。若林玲子さん(いわき市・磐崎小4年)が2年連続で最優秀賞に選ばれ、全国大会出場を決めた。福島民報社賞には鈴木悠仁さん(須賀川市・須賀川一小6年)が選ばれた。

 県大会は福島民報社などでつくる実行委員会の主催。全国新聞社事業協議会の共催、県情報産業協会の協賛。授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)の助成を受けた。1次審査を通過した5個人・団体が最終審査に臨んだ。

 募集テーマは「みんなのみらい」。若林さんはカフェの経営について優しく学べるゲーム「ペンギンたちと頑張る経営!~カフェ編~」を作った。小さいころからカフェの経営に興味があり、経営を楽しく学べるゲームがあれば街に店が増えるのではとの思いで作った。前回の全国大会でみんなのみらい賞を受けており、「前回より良い賞を目指したい」と抱負を述べた。鈴木さんの作品は原発の廃炉作業を巡るロボットのプログラム。

 会津大の吉岡廉太郎教授が審査委員長を務め、発想、表現、技術の各能力を評価した。

 開会式では主催者を代表して福島民報社の円谷真路事業局長があいさつした。表彰式で吉岡教授、福島高専情報処理教育センターの島村浩さん、東日本計算センターの鷺弘樹社長が講評した。

 最優秀賞、福島民報社賞以外の成績は次の通り。

 ▽県情報産業協会賞=絶滅救命チーム〈金谷獅音、大塚千聖、広野笑理(喜多方市・上三宮小6年)〉▽アイディア賞=蛭田亮(いわき市・菊田小6年)▽福島民友新聞社賞=蛭田駿(いわき市・菊田小4年)

 

関連記事

ページ上部へ戻る