今春開設の福井県立大恐竜学部に合格 いわき光洋高(福島県いわき市)3年の山崎さん 学芸員の資格目指す

 

自作した恐竜の着ぐるみをかぶり、恐竜学部で学ぶ決意を新たにする山﨑さん

 

2025/02/18 10:50

 

 福島県いわき市のいわき光洋高3年の山崎瑠璃(るり)さん(18)は、今春開設される福井県立大恐竜学部の総合型選抜に合格した。恐竜学部は全国でも珍しい恐竜研究に特化した学部。幼いころから恐竜好きで「恐竜王国と呼ばれる福井県で恐竜など古生物について学びたい」との希望をかなえた。将来は学芸員の資格を取得して博物館に勤務し、多くの人に恐竜の魅力を発信したいと夢を描いている。

 山崎さんは幼稚園のころから恐竜に興味を持ち、小学生の時に福井県立大に恐竜学部が開設されるのを知った。二本松市で小学校時代を過ごしたが、父の実家があり、古生物の化石が数多く見つかっているいわき市の中学校に自ら希望して進んだ。現在は市アンモナイトセンターで化石発掘体験のボランティアに取り組んでいる。

 昨年6月の文化祭で恐竜の一種「ユウティラヌス」の着ぐるみを自作してかぶって校内を歩き回り、注目を集めたほか、所属する化学部の出し物として化石発掘体験も企画した。それまでは農学部への進路を考えていたが、文化祭をきっかけに〝恐竜愛〟が再燃し、大学で恐竜や地学を本格的に学びたいと考えた。

 山崎さんが出願した恐竜学部恐竜・地質学科の総合型選抜には定員6人に全国から60人が応募する人気ぶりだったが、書類選考の1次試験、面接の2次試験を経て合格を勝ち取った。「現代の生き物とは異なる恐竜の形態や巨大さ、姿形の美しさに引かれている。大学で恐竜の基礎知識を学び、恐竜や古生物の情報を発信できる力を身に付けたい」と目標を掲げている。

 

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