11年ぶりに消防指令システム更新・運用開始 大型表示盤導入 市長ら招き内覧会 福島県いわき市消防本部

 

内覧会で新消防指令システムを見学する参加者

 

2025/03/18 17:00

 

 福島県いわき市消防本部消防指令センターは、消防指令システムを11年ぶりに更新整備し運用を開始した。全面LEDの大型表示盤(110インチ×3面)を導入し、消防車・救急車の出動車両管理や地図検索機能(グーグルマップ)と連携した災害地点の特定などの機能が向上した。17日、内田広之市長らを招いて内覧会が開かれた。

 消防指令センターは119番通報の受信と同時に消防指令システムを起動し、発生地点の特定、災害種別の決定、各消防署への出動指令を行う。新システムでは大型表示盤で出動車両管理や気象情報、災害件数等を表示し、災害発生時に消防指令センター内での情報を共有する。地図検索機能との連携やGPS機能の向上によって消防車・救急車の位置情報をいち早く正確に把握することで、現着時間の短縮が期待できる。

 この他、新システムは119番通報者のスマートフォンを使用して救急現場の模様をセンターに送信してもらって対応を助言する「Live119」の連携操作、救急隊員の労務管理などの機能も兼ね備えているのが特徴。県内消防本部では最新のシステムという。

 内覧会には内田市長、永山宏恵市議会議長ら市議4人が参加し、藤田博司指令課長から新システムの概要について説明を受けた。谷野真消防長は「新システムの職員の研修を通じて出動・現着時間を短縮させ、市民の安全・安心確保につなげたい」と語った。

 

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