「大せとまつり」 8日まで福島県浪江町

皿などの作品販売や飲食ブースでにぎわう会場
2025/06/08 09:38
大堀相馬焼協同組合主催の「大せとまつり」は7、8の両日、福島県浪江町大堀の陶芸の杜おおぼりで開かれている。5窯元が出店しており、皿などの作品販売や飲食ブースが並んで多くの来場者でにぎわっている。
東京電力福島第1原発事故発生後、2023(令和5)年に大堀地区で再開して3回目を迎えた。
今回は半谷窯と錨屋窯、休閑窯、松永窯、京月窯が出店している。理事長の半谷秀辰さん(71)=休閑窯15代目=によると、原発事故発生前は20を越える窯元が出店していたという。半谷さんは数は減っているが「大せとまつり」への思いの強さは変わらないと話し、「多くのお客さんを古里に迎えられて楽しくできている。手作りの良さを感じてほしい」と呼びかけた。
8日は午前10時から午後3時まで。