「ミライアカデミーいわき校」開講 福島県いわき市内の小中学生対象 学びの場提供 次世代の人材を育成 関彰商事

ボールを投げ合い自己紹介する子どもたち
2025/07/16 17:03
給油所などを運営する総合商社「関彰商事」(本社・茨城県)は12日、福島県いわき市内の小学4年生から中学生を対象とした能力育成プログラム「セキショウミライアカデミーいわき校」を始めた。
同社の福島県進出110周年を記念し、地域の次世代育成に貢献しようと企画した。茨城県で人材育成プログラムを手掛ける茨城フロッグスと連携し、校外の学びの場を提供する。
市生涯学習プラザで開講式を行い、市内の小学生10人、中学生2人が参加した。関彰商事の古和口佳幸いわき地域支店長が「皆さんは今後のいわきを担う発想ができる。経験を積んでレベルアップしてほしい」とあいさつした。ボールを投げ合い、キャッチした人が自己紹介するゲームなどを通して参加者が交流を深めた。
アカデミーは来年1月24日までに計17回実施する。ビジネスアイデアの創出や地域課題の発見、フィールドワーク、ものづくり体験などを行い、最終的に子どもが発案したプロジェクトを発表する。