玉串をささげ、合宿の安全を願う玉ノ井親方

2025/08/06 10:52

　大相撲玉ノ井部屋の相馬夏合宿が始まり５日、福島県相馬市の岩子相撲道場で土俵開きが行われた。

　元大関栃東の玉ノ井親方と力士、市後援会関係者らが出席した。神事で稽古の無事を願い、玉ノ井親方、立谷一郎後援会長、立谷秀清市長らが玉串をささげた。地元の岩子神楽保存会が神楽を奉納した。

　立谷会長は「存分に稽古して、次の場所には一つでも上の番付を目指せるよう力を付けてほしい」とあいさつし、立谷市長が歓迎の言葉を贈った。玉ノ井親方は「良い状態で９月場所を迎えるよう頑張る」と謝辞を述べた。

　夏合宿は２０日まで行われ、力士２２人が稽古に励む。見学可能。ちゃんこの振る舞い、盆踊り大会や夏祭りの参加などを通じて市民と交流する。