感謝届けと煙突輝く 福島県新地町の相馬共同火力発電新地発電所 営業運転30周年でライトアップ

相馬共同火力発電新地発電所で始まった煙突のライトアップ
2025/12/24 11:25
相馬共同火力発電(本店・相馬市)は23日、福島県新地町の新地発電所1、2号機の営業運転30周年を記念し、発電所敷地内にある煙突のライトアップを開始した。発光ダイオード(LED)照明器32台で高さ200メートルの煙突を照らす。通年で点灯する。
地域への感謝を込め、新たな魅力づくりに貢献しようと企画した。各啓発キャンペーンや地域イベントのイメージに合わせた色にも変更できる。点灯時間は時期によって変わり、消灯は午後11時。
煙突前で点灯式が行われた。内海博社長は「東日本大震災や2度の福島県沖地震などを、地域の理解と支援で乗り越えることができた。感謝を伝え、新たなランドマークにしていきたい」と述べた。
新地発電所は1994(平成6)年7月に1号機、翌年7月に2号機の営業運転が始まった。石炭を燃料に、それぞれ100万キロワットの出力がある。



