「カレンダー」で防災考えて 福島高専生考案 発生までの7日間カウント 1日ずつ「備え」記載 福島県いわき市

 

製作した防災カウントダウンカレンダーについて説明する岡田さん(左)と横山さん

 

2026/02/17 10:45

 

 福島県いわき市の福島高専の学生は、自然災害への備えについて考える「防災カウントダウンカレンダー」を考案した。主に水害をテーマとしており、日常生活で活用しながら地域住民らに避難行動や日頃の意識の重要性を再認識してもらう。

 カレンダーは、クリスマスまでのカウントダウンをする「アドベントカレンダー」を参考にして作った。水害発生時の避難行動を整理した「マイ・タイムライン」に即し、災害が起きた日を基準にその前の7日間を数えながら使う。1日ずつ「河川洪水ハザードマップの確認」や「避難場所の把握」など、備えるべき行動を「ミッション」として記した。カレンダーには簡易トイレや携帯ラジオなどの防災グッズが付いており、ミッションを達成して開封していく仕組み。箱形と日めくり型の2種類があり、親子や祖父母らが一緒に楽しみながら防災意識を高められる。商品化などの社会実装については検討中だという。

 アイデアは国立高等専門学校機構などが主催する「第4回高専防災減災コンテスト」に応募された。入賞は逃したものの、1月に茨城県つくば市で行われた最終審査まで残った。

 製作に携わった岡田紗季さん(都市システム工学科5年)と横山亜衣さん(専攻科社会環境システム工学コース2年)が16日、いわき市役所を訪れ、内田広之市長にカレンダー製作やコンテスト出場を報告した。岡田さんは「災害時に必要なものを準備するきっかけにしてほしい」、横山さんは「幅広い世代にアプローチするためアナログな形にした」などとこだわりを語った。同校の岡本任弘校長らが一緒に訪れた。

 

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