いわき市のサンシャイントマトをさまざまな料理で味わえるレストラン「ＣＲＯＳＳ　ＷＯＮＤＥＲ　ＤＩＮＩＮＧ（クロスワンダーダイニング）」は四月十四日、いわき市四倉町のワンダーファーム内に開店する。いわきを代表するブランドトマトの魅力を発信する店舗を目指す。

　ワンダーファームが敷地内のビュッフェ式レストラン「森のキッチン」をリニューアルし、一品料理注文型のアラカルト式とする。糖度が高く、酸味もあるサンシャイントマトを全料理に取り入れ、地元の食材や魚介類も積極的に活用する。

　東京・赤坂のレストランで勤務していたシェフ二人が新レストランのスタッフに加わり、漁業関係者らと共にメニュー開発を進めている。食育行事を催し、浜通りや県内の食文化、農産物の魅力をＰＲする予定だ。

　席数は九十席前後で、ランチは午前十一時から午後四時まで。ディナーは四月二十九日から始まり、午後五時から午後八時まで。月曜日が定休日。

　メニューや値段は決まり次第、店舗のホームページに掲載する。

■整備や開発費１２日まで募集

　ワンダーファームは新レストランの整備費とメニュー開発費として、目標額二百万円のクラウドファンディングを実施している。期間は四月十二日まで。トマトの苗植え体験の権利や特別ディナー券などの返礼品を用意している。

　寄付希望者はワンダーファームの公式ホームページから手続きできる。