福島県内45人感染 6日判明分 過去2番目の多さ 新型コロナ
県は四十五人の新型コロナウイルス感染が確認されたと七日、発表した。郡山市が六日に発表した市内の事業所の従業員三人と私立高等専修学校の生徒五人、いわき市が六日に発表した東日本国際大野球部の部員四人の計十二人が含まれており、新たな感染確認は三十三人。四十五人の陽性は六日に判明した。一日当たりの新規感染者数は一月九日の四十六人に次ぐ過去二番目の多さとなった。県内の感染者は累計二千六百九十九人となった。
県によると、新規感染者三十三人には、クラスター(感染者集団)が発生した郡山市の私立高等専修学校の関係者二人が含まれており、クラスターは計八人に拡大した。
感染経路不明は十二人だった。六日現在の入院者は予定を含め二百六十三人で、県が確保している病床四百六十九床に対する使用率は56・1%(前日比4・5ポイント増)。感染状況が最も深刻なステージ4(爆発的感染拡大)の指標「50%以上」を上回っており、依然として病床が逼迫(ひっぱく)している。