相馬福島道路霊山-伊達桑折IC 開通前に市民ら完成祝う

 

 二十四日の東北中央自動車道「相馬福島道路」全線開通に向け、同日供用される霊山インターチェンジ(IC)-伊達桑折IC間(一〇・二キロ)の開通記念プレイベントが十八日、伊達市保原町の伊達中央IC付近で催され、市民約五百人が真新しい道路を歩いた。 

 参加者は伊達中央ICから本線約一・五キロを歩き、伊達地方の眺望を満喫した。上保原トンネルも通った。両親と参加した伊達市保原町の原田芯君(6つ)=上保原小一年=は「トンネルの中が面白かった」と笑顔だった。 

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため四回に分けて実施した。オープニングセレモニーでは須田博行市長や地域の子どもたちが風船を飛ばし、道路の完成を祝った。 

■24日通行開始

 霊山-伊達桑折IC間の一般車両通行開始は二十四日午後三時半から。同日午前十一時から伊達桑折ICで式典が行われる。

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