福島県は新型コロナウイルス感染で県内の医療機関に入院していた七十代男性と年代・性別非公表の二人の死亡と、二十八人の感染が確認されたと二十六日、発表した。七十代男性は二十二日、年代・性別非公表の一人は二十五日までに死亡し、二十八人の陽性は二十五日に判明した。県内の死者は累計百三十八人、感染者は累計四千五百九人となった。

　感染者二十八人のうち、八人の感染経路が分かっていない。経路が判明している二十人のうち十九人は家庭内、一人は知人由来だった。

　二十五日現在の入院者は予定を含め二百五十九人で、県が確保している病床四百九十六床の使用率は５２・２％（前日比３・０ポイント減）。このうち重症者は二十人で、四十九床ある重症者用病床の使用率は４０・８％（前日比４・１ポイント減）となっている。

　県発表の二十八人の内訳は次の通り。

　▼会津若松市・９人▼郡山市・８人▼いわき市・６人▼須賀川市・２人▼福島市・１人▼西会津町・１人▼会津美里町・１人