医療創生大客員教授の夏井芳徳さん(いわき) 「磐城平藩の話」を出版 会話形式で解説

 

 医療創生大客員教授の夏井芳徳さん(福島県いわき市)は「磐城平藩の話」を出版した。磐城平藩の歴史や藩内で起きた事件、出来事を会話形式の文章で分かりやすく解説している。

 磐城平藩は江戸時代にいわき市や広野町、川内村、楢葉町、富岡町などを統治していた。「磐城平藩の話」では「磐城平藩って?」「丹後沢の人柱」「高久騒動」「俳諧と元禄文化」「元文三年の一揆」「戊辰戦争」など二十項目ごとに、磐城平藩が歩んだ道のりを、若い女性の質問に答える形で説明している。

 夏井さんは「磐城平藩の歴史には江戸時代の日本の歴史が凝縮されているのに気付く。多くの人に歴史に興味を持ってもらうきっかけにしてほしい」と話している。

 A5判、百四ページ、千百円。いわき市内のヤマニ書房と鹿島ブックセンターで販売している。

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