福島県いわき市は３０日、新型コロナウイルスワクチンの７月以降の接種スケジュールを発表し、年内にも１２歳以上の希望者全員が２回目の接種を終えるとの見通しを示した。

　市によると、接種対象としている市内の１２歳以上の人口は１月１日現在で２８万８４２５人。市の新たな計画では、８割に当たる２４万１０００人（医療従事者を含む）が当初計画の来年２月より３カ月早い１１月中に接種を終える見込みとなった。集団接種会場の拡充や打ち手の増加が前倒しにつながったという。

　市は予約時の混乱を避けるため、１２歳から６４歳までの希望者については７月１２日以降、年齢を区切って段階的に接種券を発送する。