「こんなにおいしいものは食べたことがない」福島県産桃、五輪選手に好評

 

 県産モモが東京五輪で本県を訪れた選手に好評だ。野球競技開催を前に来県した日本とドミニカ共和国の代表チームに県が県産モモ各30キロを差し入れたところ、評判を呼び、さらに各30キロを追加で差し入れた。

 内堀雅雄知事が28日、福島市の県営あづま球場で行われた東京五輪野球競技の開幕戦となる日本対ドミニカ共和国戦終了後の記者会見で明らかにした。ドミニカ共和国の選手からは「こんなにおいしいものは食べたことがない」との感想があったという。

 県産モモについては東京五輪ソフトボール競技の米国代表のエリクセン監督が県営あづま球場での試合後の記者会見で絶賛し、会員制交流サイト(SNS)などで話題となった。内堀知事は「風評に苦しむ福島にとって素晴らしい力になっている」と感謝した。

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