四十住「金」、開「銀」 スケボー女子10代躍動 4日の東京五輪

 

 東京五輪第13日の4日、新競技スケートボードの女子パークで日本の10代選手が躍動した。四十住さくら(19)=ベンヌ=が優勝し、夏季五輪で日本選手史上最年少出場の開心那(12)=WHYDAH GROUP=は銀メダルを獲得。岡本碧優(15)=MKグループ=は4位に入った。

 レスリング女子は62キロ級の川井友香子(23)が金メダルを取った。姉の梨紗子(26)=ともにジャパンビバレッジ=は前回63キロ級女王で、夏季五輪で日本初の姉妹金メダリストが生まれた。梨紗子は57キロ級で5日の決勝に進んだ。

 日本の金メダルは今大会21個目。そのうち、女子種目は11個で2004年アテネ五輪の9個を抜いて史上最多となった。

 野球の「侍ジャパン」は準決勝で韓国を5―2で破って決勝に進出、銀メダル以上が確定した。7日の決勝では初の金メダルを懸け、敗者復活3回戦(韓国―米国)の勝者と対戦する。

 ボクシング女子フライ級準決勝で並木月海(22)=自衛隊=は敗れ、3位決定戦がないため銅メダルが決まった。

 バスケットボール女子の日本は準々決勝でベルギーに勝ち、初の4強入りを果たした。卓球男子団体で前回銀メダルの日本は準決勝でドイツに負け、3位決定戦へ回った。

 陸上は女子1500メートル準決勝で田中希実(21)=豊田自動織機TC=が3分59秒19の日本新記録を出し、この種目で日本勢初の決勝進出を決めた。男子110メートル障害の泉谷駿介(21)=順大、金井大旺(25)=ミズノ=は準決勝で落選した。

 レスリング男子フリースタイルで57キロ級の高橋侑希(27)=山梨学院大職、86キロ級の高谷惣亮(32)=ALSOK=はともに敗退した。

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