移住・定住相談支援センターが業務開始 福島県川俣町 原発事故から復興目指す
東京電力福島第一原発事故からの復興や地域活性化につなげる川俣町移住・定住相談支援センターは28日、業務を開始した。移住希望者の相談対応、求人や住宅の情報提供、支援制度の紹介、移住後の生活相談などを行うワンストップ窓口として運用する。
センターは町役場西分庁舎1階に整備し、床面積は約60平方メートル。業務委託先のVISIT東北(宮城県)の担当者2人が常駐している。相談対応の他、町のPR動画放映やパンフレットの配布などを行う。町は空き家改修費補助や新規就農者らへの支援も検討しており、こうした情報も提供する。
開所式では藤原一二町長があいさつした。守岡文浩県避難地域復興局長、岩下友也復興庁福島復興局次長が祝辞を述べた。
センターの開庁時間は平日午前8時30分から午後5時15分まで。時間外でも要望に応じて対応する。
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