東京パラ車いすバスケ銀メダルの豊島選手が引退表明 福島県いわき市出身

 
 東京パラリンピックの車いすバスケットボールで銀メダルに輝いた日本代表主将の豊島英(あきら)選手(32)=WOWOW、いわき市出身=は4日までに自身の会員制交流サイト(SNS)で「東京大会を最後に、車いすバスケットボール選手を引退する」と表明した。

 2003(平成15)年から18年間、競技を続けてきた。2010年に日本代表に初選出。パラリンピックでは2012年のロンドン、2016年のリオデジャネイロ大会でも代表に選ばれた。

 「日本代表としてプレーできたのは、TEAM EARTH(県内のクラブチーム)と宮城MAXで基礎を学び、たくさんの選手と出会い、競争するチャンスをもらえたから」と感謝をつづった。東京大会でのメダル獲得について「本当に言葉にならないほどうれしく、幸せ」と記した。

 今後の活動は未定だが「少しずつ新しい扉を開いていきたい。パラスポーツ、車いすバスケットボールを盛り上げたい」と決意を示した。

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