福島県4市町村にポケモン「ラッキー」デザインの遊具寄贈 運営会社が全国初
世界的な人気を誇る「ポケットモンスター(ポケモン)」のキャラクターを管理する運営会社ポケモンは14日、福島県内の郡山、柳津、昭和、浪江4市町村にキャラクター「ラッキー」がデザインされた遊具を寄贈した。遊具の設置後は「ラッキー公園」として4市町村でそれぞれ開園する。遊具寄贈と公園開園は全国で初めて。
同社と県の連携協定の一環。遊具は特大ラッキーの複合遊具を含む6点と看板などの周辺設備が贈られる。スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」との連携も検討している。
まず12月にポケモンを生み出したゲームクリエーター田尻智さんの父親の出身地である浪江町の道の駅なみえに設置される。来年春以降に郡山市は開成山公園、柳津町は道の駅会津柳津、昭和村は道の駅からむし織の里しょうわに順次設置される予定。
寄贈式は福島市の杉妻会館で行われた。内堀雅雄知事、品川萬里郡山市長、小林功柳津町長、舟木幸一昭和村長、吉田数博浪江町長、同社の宇都宮崇人最高執行責任者(COO)が出席した。宇都宮COOは「ラッキーは幸せを運ぶ。公園で子どもたちにたくさん遊んでもらい幸せになってほしい」と述べた。内堀知事は「ポケモンファンは国内外に多い。交流人口の拡大、地域活性化につながる」と期待を寄せた。
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