福島県浪江町の伝統工芸・大堀相馬焼の春の新作展 3月4日から福島空港の特別会場 避難先での成果披露
春の新作展をPRする(左から)山田、小野田、半谷の各氏
2022/02/11 22:30
福島県浪江町の伝統工芸・大堀相馬焼の春の新作展は3月4日から6日まで、福島空港(須賀川市・玉川村)の特別会場で開かれる。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴い浪江町から避難し、各地で事業を再開した窯元が1年間の成果を披露する。
大堀相馬焼協同組合の主催、福島民報社などの後援。春山窯(本宮)、いかりや窯(白河)、栖鳳窯(矢吹)、半谷窯(福島)、松永窯(西郷)、京月窯(福島)の6窯元が、新作約800点を出品する。地域おこし協力隊の村田あいりさんと山口明日香さんも作品を展示する。
入場無料。時間は午前10時から午後5時(最終日は午後4時)まで。新型コロナウイルスの状況により、変更する場合もある。問い合わせは同組合へ。
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大堀相馬焼協同組合の小野田利治理事長(春山窯)、半谷貞辰理事(半谷窯)、山田慎一理事(いかりや窯)はポスターを手に、「各窯がそれぞれの思いを込めて制作した作品を見てほしい」とPRした。