いわきをイメージした香り「リノ・リナ」完成 市内で販売開始 福島県

 

南国をイメージしたいわきの香り「リノ・リナ」

 

2022/03/23 21:11

 

 「東北のハワイ」と呼ばれるいわき市を表現した香り「リノ・リナ」が完成し、23日に市内で販売が始まった。南国をイメージした華やかな香りで、市のPR事業にも活用される。

 市シティーセールス推進協議会は人の感情や記憶に香りが影響する点に注目し、ロート製薬と約2年かけて開発を進めてきた。独自の香りで市のイメージを向上させ、コロナ禍で落ち込んだ交流人口を増やす狙いがある。

 アロマオイルとルームフレグランススプレーの2種類。リノはハワイ語で「輝く・結ぶ」、リナは「柔らかい」を意味する。ナシやグアバといったフルーツのほか、花輪のレイに使われるチュベローズの花など12種類の香りを調合し、優しく甘い香りに仕上げた。

 23日に市内のイオンモールいわき小名浜で完成発表会が開かれた。ロート製薬の香りに関する研究所「ベレアラボ」の星亜香里代表は「いわきの太陽や海を感じられるような香り。多くの人に楽しんでほしい」と話した。

 イオンモールいわき小名浜内の「Rinka」といわき・ら・ら・ミュウで取り扱っており、順次増やしていくという。

 

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