ももクロ野外ライブ、熱気に包まれて幕閉じる 福島・Jヴィレッジ

 

3年越しのライブ開催や福島への思いを語る(左から)佐々木さん、百田さん、玉井さん、高城さん

 

2022/04/24 21:05

 

歌とダンスで会場を盛り上げるももいろクローバーZのメンバー(写真 上飯坂一)

 

初日のライブの様子を紹介した福島民報の号外を受け取る来場者

 

 人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ(ももクロ)」の野外ライブ「ももクロ春の一大事2022~笑顔のチカラつなげるオモイin楢葉・広野・浪江三町合同大会~」は24日、Jヴィレッジ(福島県楢葉・広野町)で最終日を迎え、熱気に包まれた2日間が幕を閉じた。

 ももクロが所属する芸能事務所「スターダストプロモーション」の広報部によると、2日間で1万7403人が来場した。ももクロは両日とも、アンコールを含めて20曲披露し、会場を盛り上げた。

 野外ライブは2020(令和2)年に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2度延期しており、3年越しの開催となった。

 ももクロのメンバー4人は24日のライブ前、報道陣の取材に応じ3年越しの開催を喜んだ。

 玉井詩織さんは「延期を経て、次こそはという皆さんの思いが今回の開催につながった」、高城れにさんは「新聞に掲載していただくなど、地元の方々に協力していただいていると実感した」と感謝の言葉を述べた。

 百田夏菜子さんは「今年こそはという気持ちでライブを作り上げた。こうして本番を迎えられてうれしい」、佐々木彩夏さんは「人が集まれない時期が続いていた中、ファンを呼んでライブを開けてよかった」と語った。

 福島民報社は24日、初日の23日のライブの様子を紹介する号外を発行し、会場で配布した。

 来場者が次々と号外を手にしていた。

 

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