ひまわり信金(福島県いわき市)が事業者支援の商品券発行へ 9月から飲食店などで使用可
商品券事業をPRするポスター
2022/04/28 10:04
ひまわり信用金庫(本部・福島県いわき市)は9月1日から、飲食店と食品小売店で使用できる商品券を発行する。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で売り上げを落とした事業者を支援する。金融機関が独自に商品券事業に取り組むのは珍しいという。ひまわり信金が27日に発表した。
約1000万円の事業費を投じて一枚500円の商品券を作り、喜寿と米寿を迎えた年金振込契約者や新規投資信託契約者らに景品として配布する。有効期限は商品券の受け取りから6カ月間で、支払いで受領した加盟店はひまわり信金で換金する。加盟店の登録料と換金手数料は無料。商品券利用の流れは【図】の通り。
5月2日から7月29日まで加盟店を募集する。約1000店の参加を目指しており、申込書はひまわり信金のホームページ(HP)でダウンロードでき、各支店でも配っている。今後、加盟店の一覧をHPなどで公表する。