「ホップサケ」15日発売 クラフトビールづくりの技術導入 福島県南相馬市「ぷくぷく醸造」
ペールエールの製法などを取り入れた新商品の「ホップサケ」
2022/09/14 21:08
福島県南相馬市の施設を持たない醸造所「ぷくぷく醸造」は15日、日本酒の製法にクラフトビールづくりの技術を加えて造った「ホップサケ」を発売する。
ぷくぷく醸造は立川哲之代表(28)が各地の酒蔵を間借りし、浜通り産の米を使って酒を製造している。今回は立川代表が酒造りの修業をした、宮城県名取市の佐々木酒造店に南相馬市の天のつぶを持ち込んで醸造した。
商品名は「ぷくぷく醸造のホップサケ ネルソンソーヴィン」。代表的なクラフトビールであるペールエールの作り方などを取り入れた。濃厚な味わい、グレープフルーツのような苦みと香り、白ワインのような芳香が楽しめるという。ホップサケ4部作を発売予定で、今回はその第1弾となる。
500ミリリットル入りで2310円(税込み)。950本製造し、県内は南相馬市のセブン―イレブン南相馬小高店、いわき市の古川クラ酒店、矢吹酒店、伊達市の根本安治酒店、福島市の越後屋で販売している。
詳細はぷくぷく醸造のツイッターから確認できる。