17日まで「お客様感謝祭」 福島県大熊町大川原地区の交流ゾーン全面開所1周年
よさこいを披露するwonderなみえのメンバーら
2022/10/16 10:10
福島県大熊町大川原地区の交流ゾーンは17日、全面開所から1周年を迎える。指定管理者のサンアメニティ(東京都)は15日から17日まで、現地で記念イベント「お客様感謝祭」を催している。初日は踊りやコンサートなどを催し、大勢の住民らでにぎわった。
交流ゾーンは商業施設「おおくまーと」、交流施設「linkる大熊」、宿泊温浴施設「ほっと大熊」の3施設で構成する。新たな復興のシンボルとして昨年10月17日にグランドオープンした。
記念式典でサンアメニティの吉沢幸介社長があいさつし、吉田淳町長らが祝辞を述べた。ステージイベントではwonderなみえ、さくらYOSAKOI天花、よさこい浜さkoiのメンバーが合同で踊りを披露し、会場を盛り上げた。
16日は午前10時30分から、おおくま町会津会が宝財踊りを披露。午前11時、午後2時40分から「それいけ!アンパンマンショー」を催す。「大熊町名店街」と題し、町商工会女性部のすいとんや町ゆかりの菓子などを販売する。期間中、JR大野駅周辺の昭和40年ごろと現在を比較する写真展も催している。
入場無料。問い合わせは町交流施設linkる大熊へ。