双葉ダルマ作り大詰め 町内で12年ぶり、来年1月7、8日に「市」 福島県双葉町
古里への思いを込め、丁寧に仕上げられる双葉ダルマ
2022/12/05 21:00
来年1月7、8の両日、12年ぶりに福島県双葉町内で開かれる「双葉ダルマ市」などで販売される双葉ダルマ作りが大詰めを迎えている。
JA福島さくら女性部協議会双葉支部ダルマ部会の会員9人が、いわき市小名浜野田の作業場で一筆ずつ丁寧に模様を書き入れている。赤いダルマに太平洋を表す青の縁取りと、町の花のサクラを描いている。黄、緑、黒、白、ピンク色のダルマも制作し、今月中旬までに約1000個を仕上げる。
サッカーワールドカップの日本代表の躍進などにちなみ、新たに濃青色を加えた。石田恵美支部長(68)は「少しでも地域に貢献したい」と話している。