伝統食の凍み餅作りが本格化 福島県葛尾村のふるさとのおふくろフーズ
冷たい外気が入る屋内につるされ、自然乾燥させる凍み餅作り
2023/01/26 21:05
厳しい寒さが続く中、福島県葛尾村野川の食品加工・販売業「ふるさとのおふくろフーズ」で伝統食の凍(し)み餅作りが本格化している。
もち米とうるち粉にヤマゴボウの葉とヨモギを混ぜてつき上げ、厚さ1・5㌢ほどに切って水に浸して凍らせる。うま味を凝縮させるため、冷たい外気を入れた屋内につるし、30~40日間自然乾燥させる。
今年は東日本大震災前と同程度の9千連(一連12枚)の製造を見込む。作業は2月中旬まで続く。3月中旬から県観光物産館やJA福島さくらの直売所で販売される。