今季来場者、昨季の3倍1200人 福島県・かわまた田んぼリンク 地域活性化後押し
藤原町長に要望書を手渡す佐々木(中央)、牛田(左)両代表
2023/02/19 20:59
福島県川俣町山木屋の冬の風物詩・かわまた田んぼリンクの今季の営業は15日、終了した。運営する同リンククラブによると、来場者は1200人余りで昨季の約3倍となり、関係者は「地域活性化を後押しできた」と振り返った。
今季は1月21日にオープンした。昨季(1月15日~2月13日)の来場者は約420人だった。リンク運営は長年、川俣スケートクラブが担ってきたが、会員の高齢化などで昨年秋に解散した。リンクを後世に残すため今季から「かわまた田んぼリンククラブ」が運営を引き継いだ。
クラブ共同代表の佐々木大記さん、牛田ジョシュア昭彦さんは16日、町役場を訪れ、藤原一二町長に終了報告をした。
共同代表の2人は、町の支援に謝意を伝えるとともに「多くの利用者が訪れ、周辺施設にも経済波及効果があった」と語った。施設整備への支援や観光拠点に位置付けた上での補助強化などの項目を盛り込んだ要望書を藤原町長に手渡した。
藤原町長は「しっかりと検討したい」と応じた。