食と音楽を満喫しよう 福島県南相馬市のハッコウバ、4月20日に浪江でフェス 2月19日からチケット販売
開催地となる場所でフェスをPRする佐藤代表
2024/02/19 09:15
福島県南相馬市小高区の酒蔵「haccoba(ハッコウバ)」は4月20日、同県浪江町にある自社の浪江醸造所で食と音楽のフェス「YoiYoi in Namie」を初開催する。酒と音楽に酔いながら、たき火料理を味わう〝原始的エンタメ〟を目指す。19日正午からチケットを販売する予定。
フェスには東京都内で飲食店を経営する熱かん師高崎丈さん(双葉町出身)や、たき火料理のチームが参加して料理を提供する。ステージには「アジアン・カンフー・ジェネレーション」のボーカルGotchさんや佐藤優介さん(浪江町出身)、アナログフィッシュらが出演予定。
醸造所付近の空き地を借り、ステージなどを作る。農業用ハウスを活用したバーなど多様なアイデアの実現に向けて準備中だ。午後2時30分から同6時までの予定。食事とドリンク代を含むチケットは1万8千円(税込み)で、クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で発売する。
ハッコウバ代表の佐藤太亮さんは、酒造りを「心を奮わせる体験づくり」と捉え、フェス開催もその延長線上と話す。入場者は約120人を想定し「参加者の交流が深まる凝縮した空間を目指す」としている。詳細は同サイトやハッコウバのホームページなどで確認できる。