迷子の女児保護で感謝状 南相馬署(福島県) 尾崎さん、千色さんに
本望署長から感謝状を受けた尾崎さん(中央)と千色さん(右)
2024/04/24 17:00
迷子の女児を保護し安全確保に貢献したとして南相馬署は18日、南相馬市原町区の会社員尾崎修二さん(35)と同市鹿島区の会社員千色智由希さん(42)に署長感謝状を贈った。
同署によると3月31日午後5時ごろ、それぞれ車で帰宅途中だった尾崎さんと千色さんが同市鹿島区の国道6号の歩道を1人で歩く女児(5歳)を見つけた。周囲に保護者がおらず、近くに民家がないことを不審に思い、110番通報した。千色さんも合流し、警察官が臨場するまで女児を保護した。
同署で贈呈式が行われ、本望譲署長が尾崎さんと千色さんに感謝状を手渡した。尾崎さんと千色さんは「ためらいはあったが、声を掛けてよかった」と話した。本望署長は「不審者に間違われないか不安なときは110番通報で警察に相談してほしい」と呼びかけた。