車いすバスケに挑戦 福島県南相馬市の原町二小で「あすチャレ!スクール」 パラアスリートが指導

 

車いすバスケに挑戦する子どもたち

 

2024/06/12 19:30

 

車いすバスケのルールなどを説明する神保さん

 

 パラアスリートとの交流を通じ障害者との共生を学ぶ「あすチャレ!スクール」は11日、福島県南相馬市原町区の原町二小で催された。

 日本財団パラスポーツセンターの主催。3年生32人が受講した。男子車いすバスケットボール日本代表としてバルセロナからアテナまでパラリンピック4大会連続出場した神保康広さんを迎えた。

 神保さんは競技用の車いすを紹介しながら、車いすバスケットボールのルールや特徴を紹介した。子どもたちは実際に車いすに乗り、リレーやミニゲームに挑戦した。車いすを操りながらのスポーツの難しさを体験し、神保さんの技術力の高さに感心していた。

 神保さんは「車いすは小さな段差でも乗り越えるのが大変。困っている人を見たら声をかけて」と語った。また自らの半生を振り返りながら、諦めないことや夢を持つ大切さを伝えた。

 

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