あぜりあ開館6周年感謝祭 丸太切り大会で熱い戦い 伝統食や演奏会楽しむ 福島県葛尾村

 

19年ぶりに復活し、盛り上がった丸太切り大会

 

村の地図が掲示されるなどリニューアルされた館内

 

 福島県葛尾村の葛尾むらづくり公社は16日、村復興交流館あぜりあで「あぜりあ市」を開いた。同館の開館6周年を記念した感謝祭で、多くの来場者でにぎわった。かつて村民に親しまれた丸太切り大会が19年ぶりに催され、出場者が熱い戦いを繰り広げた。

 丸太切りは村内のイベント「かつらお自然の恵み感謝祭」で繰り広げられてきた。今回、村のにぎわいにつなげようと復活させた。年齢や男女別の4部門に計12人が出場し、丸太をのこぎりで切る速さを競った。観客から出場者に「頑張れ」などの声がかけられ、盛り上がった。

 会場では特産品販売が行われ、村内外の企業や団体が出店。ふるさとのおふくろフーズの伝統食「凍み餅」や、HANERU葛尾のエビ料理などが並んだ。楽器演奏などの音楽ステージも催され、来場者が楽しいひとときを過ごした。

 村復興交流館あぜりあは16日、リニューアルオープンした。特産品コーナーがさらに充実した他、村の観光案内などが記された地図を掲示した。村のさらなる魅力発信に向け、館内の配置を変更した。

 

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