福島民報社と福島県新地町 連携協定締結 新聞活用し人材育成 未来担う子どもの教育推進
協定書を取り交わす大堀町長(右)と芳見社長
2024/07/18 10:53
福島民報社と福島県新地町は17日、未来を担う子どもの育成を推進するため連携協力協定を締結した。それぞれが持つ資源を活用し、教育の発展に向け取り組む。福島民報社が教育分野で自治体と連携協力協定を結ぶのは矢祭町に続き2例目。
締結式は町内の駒ケ嶺小で行われた。大堀武町長と福島民報社の芳見弘一社長が協定書に署名し、取り交わした。大堀町長が「先生以外の目線が子どもの教育に重要だ。町が前進できるよう、未来のある人材の育成に努める」、芳見社長が「新聞で地域や世の中の動きを知ることが、未来を切り開く力になる」とそれぞれあいさつした。
町から佐々木孝司教育長、岡崎利光副町長、福島民報社から安斎康史常務、古川雄二地域づくり局長、坪井法彦地域づくり局編集委員らが出席した。
新聞を生かした教育、記事情報の活用支援、地域課題の共同調査・研究などに取り組む。町内の小中学校で新聞を活用した出前授業を積極的に実施する。