「常磐もの」バーベキュー、小名浜港遊覧満喫 福島県いわき市 企業社員らモニターツアー
「常磐もの」のバーべキューを味わう参加者
2024/08/01 16:23
観光遊覧船から小名浜港の眺めを楽しむ参加者
いわき市内にある企業に勤務する社員を対象にしたモニターツアーは7月27日、小名浜のアクアマリンふくしまやいわき・ら・ら・ミュウなどで行われ、参加者が県産魚介類ブランド「常磐もの」や観光の魅力に理解を深めた。
県いわき地方振興局の「いわきの強みを活かした持続可能な地域づくり事業」の一環で、今年度第1回目の開催。いわき市の魅力を知ってもらい、社内報や交流サイト(SNS)で県内外に発信してもらうのが狙い。今回は市内の企業に勤務する社会人とその家族を対象とし、アルプスアルパインやいわき大王製紙、いわき大王紙運輸、いわきエコ・パルプの社員ら合わせて20人が参加した。
「家族で常磐ものに触れる」がテーマ。参加者は最初にアクアマリンふくしまの施設内を見学。魚を釣って調理して食べる体験もした。次にいわき・ら・ら・ミュウ内にあるバーベキュー番屋を訪れ、「常磐もの」の「カナガシラ」などが入ったバーベキューセットを昼食で味わった。小名浜港湾内を運航する観光遊覧船「サンシャインシーガル」にも乗船し、船上からの眺めを満喫した。
参加したアルプスアルパインの及川優子さん(53)は「いわき市の観光や常磐ものの魅力を、より身近に感じることができた」と語った。