化石発見したよ! 少年少女化石探検隊が活動開始 福島県南相馬市
化石採集に励んだ参加者
2024/08/25 18:30
【八巻安夫・ふるさと記者】福島県南相馬市の少年少女化石探検隊の活動は18日、始まった。
かしま交流センターの主催。市内外の小中学ら約30人が参加した。同センターで開校式を行った。南相馬市で採集された化石が展示され、どんな種類があるのかを相馬中村層群研究会の西夏輝さんが説明した。
鹿島区小池地内に移動し、採集を体験した。約1億5千万年前のジュラ紀後期の中ノ沢層でアンモナイトや二枚貝などが見つかる。曇り空ながら湿度が高く、汗をかきながらの発掘した。アンモナイトの破片や二枚貝などを発見すると歓声が上がった。福島市の信夫中2年、奈良竜希さんは「石が固くて割るのが大変だった。化石が出るとうれしかった」と目を輝かせていた。
探検隊は12月まで5回開催される。参加申し込みは、かしま交流センターへ。