体操で楽しくフレイルを予防しよう! 福島県いわき市で体験会 体組成測定で自分の体の状態を確認
フレイル予防体操に挑戦する参加者
2025/01/29 16:25
参加者が測定した体組成データの解説をする福島医大の学生(中央)
福島県は25日、いわき市小名浜のイオンモールいわき小名浜で「楽しくフレイルを予防しよう!」を催した。訪れた買い物客らが自分の体の状態を確認し、加齢に伴い心と体の働きが弱くなる状態「フレイル」の予防に理解を深めた。
県健康づくり推進課の主催。福島医大保健科学部理学療法学科の星真行助教が、椅子に座ったままできる自身が考案したフレイル予防体操を30分に1回の頻度で開催した。参加した市内の主婦伊藤英代さん(63)は「初めて挑戦したが簡単で、テレビを見ながらできそうだと思った。家でもやってみたい」と話していた。
体組成測定コーナーでは同大保健科学部の学生が、一人一人に測定データを解説した。握力や歩行速度の測定の他、同モールのひかりのテラス歯科クリニックによる歯磨き講話も開かれ、参加者は自分の体の状態などを知るとともに、フレイル予防のポイントを学んだ。県のオリジナルキャラクター「ベジコ」も駆け付けた。
同モールは2月1日まで、モール内に設定されたウオーキングコースを歩いた人を対象に、県の「ふくしま健民アプリ」のポイントをプレゼントするキャンペーンを行っている。