美空ひばりさん三十七回忌 「塩屋の岬」で22日追悼行事 献花台設置、楽曲歌い業績しのぶ 福島県いわき市

追悼イベントへの参加を呼びかける委員会のメンバー。中央奥は塩屋埼灯台
2025/06/19 10:58
昭和を代表する歌姫・美空ひばりさんの追悼イベントは22日、福島県いわき市平薄磯の塩屋埼灯台下にある雲雀乃苑で行われる。
地元住民や商店でつくる雲雀乃苑保全委員会の主催。ひばりさんが灯台を題材とした曲「みだれ髪」を歌った縁で年忌法要の節目に追悼行事が行われている。6月24日がひばりさんの命日で、今年は三十七回忌に当たる。
献花台を設置し、午前10時ごろに黙とうをささげる。ステージで故人の霊を慰める郷土芸能「じゃんがら念仏踊り」を披露する他、出演者がひばりさんの楽曲を歌って業績をしのぶ。時間は午前10時から午後3時まで。
昨年10月に京都から同苑に等身大ブロンズ像が移設され、観光バスの団体客が相次ぐなど来訪者が増加しているという。委員会のメンバーの藤井大作さんは「老若男女にひばりさんの素晴らしさを伝えるイベントとしたい」と話した。
問い合わせは山六観光へ。