太鼓や鉦で鎮魂のリズム刻む 福島県いわき市で郷土芸能「じゃんがら念仏踊り」始まる

 

太鼓や鉦を打ち鳴らし、舞を奉納する上仁井田じゃんがら保存会の踊り手

 

2025/08/14 11:12

 

 福島県いわき市を中心に伝わる郷土芸能「じゃんがら念仏踊り」が盆の入りの13日、市内各地で始まった。地域の青年会や保存会などが新盆を迎えた家を訪れ、太鼓や鉦を打ち鳴らしながら舞って故人の霊を慰める。

 市内四倉町の最勝院では、地元の上仁井田じゃんがら念仏踊り保存会と上仁井田子供じゃんがらのメンバー計約50人が舞を披露した。夏空の下、「ヤレヤレヤレヤレー」と掛け声を上げながら太鼓と鉦で鎮魂のリズムを刻んだ。その後、新盆の家を巡って念仏踊りを演じた。

 

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