小高工房がサルサを商品化 トウガラシとトマト「すずこま」使用 今月中旬から福島県南相馬市などで販売

 

商品化したサルサをPRする広畑さん

 

2025/12/04 11:39

 

 農作物加工品を手がける福島県南相馬市小高区の小高工房は、自社のトウガラシと市内のみらい農業学校が栽培したトマト「すずこま」を使ったサルサを商品化した。今月中旬ごろから小高工房や南相馬市鹿島区のセデッテかしま、浪江町の道の駅なみえなどで販売し、順次浜通りで販路を広げる。

 

 県相双農林事務所が実施している「そうそう・6次化ラボ」の一環でレシピを開発した。小高工房といわき市のフランス料理店「HAGI」の萩春朋オーナーシェフが協力し、レシピを作った。商品化に当たり交流のあったみらい農業学校のトマトを使用し、トウガラシとトマトがそろう9月ごろから着手。猪苗代町の吾妻食品が製造した。

 商品名は「フレッシュトマトのSALSA(サルサ)『ことづて』」。フレッシュな酸味と後引く辛さが特徴で、サラダやパスタに合う。ビンのデザインを3種類用意し、好評なものに統一する。小高工房代表の広畑裕子さんは「無添加で体に良く、季節を気にせずおいしいトウガラシとトマトを食べられる」とPRしている。

 価格は税込み700円。問い合わせは小高工房 メールinfo@odaka01.com

 

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