特色選抜の要件変更 県立高入試で福島県教委
【福島民報ニュース】
県教委は2021(令和3)年春の県立高校入試の前期選抜で、自己推薦に当たる「特色選抜」の出願要件において部活動の大会実績や資格試験の成績などを求めない方針を決めた。新型コロナウイルス感染拡大を受け、部活動の大会中止や資格試験の延期が相次いでいるため。2日、県立高や各市町村教委に通知した。
特色選抜は2020年春の入試で導入された。各高校が受験生に「志願してほしい生徒像」を示し、大会実績や資格試験の成績などを出願要件に挙げた。一方、2021年春の各高校の出願要件では、部活動の大会や資格試験の中止や延期を踏まえ、具体的な成績などを求めない。例えば、スポーツ活動で「顕著な実績を有し」としていた表現を「高い能力を有し」に変更するなどの対応を講じる。(続きを読む)
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