介護施設職員が感染 福島の20代女性 利用者ら59人検査へ

 

【福島民報ニュース】

県と福島市は23日、同市に住む20代の通所介護事業所女性従業員の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。女性は東京方面に向かい、県外のセミナーに参加し、後に陽性患者と判明する参加者とホテルの同室に宿泊していた。女性は軽症で市内の医療機関に入院している。市は24日から、女性が感染判明前に出勤した日の施設利用者とスタッフ計59人をPCR検査する。

 県内での感染確認は二日連続。二日連続は5月5日、6日の両日以来。県内感染者は累計で86人。県と市によると、女性は13日から16日まで県外のセミナーに参加した。期間中は同じセミナーの参加者一人と県外のホテルの同室に宿泊した。行き帰りはJR福島駅発着で新幹線と電車を利用した。帰宅後は21日にマスクを着用して出勤した。
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